行けばわかるさ

20代男性、理系。日々考えていながらも人に伝え切れないことをつらつらと書いていきます。

手札

僕は生まれたときに配られた手札が最悪と言っても過言じゃなかったと思います。

家庭環境、生まれた場所、タイミング、身体の状態……

どれも平均を大きく下回っていたと思います。

何度も何度も他人の環境を羨みました。妬みました。奪ってやりたいと思いました。僕がお前の手札を持っていたらもっともっと素晴らしいことができるのに。なんでお前はそれを持っていて僕にはそれを手に入れるチャンスすらないのかと。

どのカードを切っても真っ向勝負なら負けてしまう。なら僕の取る手段は2つでした。一つはカードを切るタイミングを学ぶこと。もう一つはブラフです。

大富豪を思い出してみてください。Jや革命が起きたあとは弱いカードが逆に強くなりますよね。そのタイミングで自身の弱いカードを切ってしまうということです。我武者羅に勝負するのではなく、勝負ができるときにだけ最小のリスクでカードを切っていくといった感じですね。

ブラフと嘘は違います。嘘は自分から持っていると主張することですが、ブラフは相手に"勝手に"強いカードを持ってるかもしれないと錯覚させることです。これはカードを切る前に悩んだりすることで確実な勝利プランがあると思わせようとするテクニックです。

弱者は姑息な手を使うしかありません。人から見れば卑怯だと揶揄されるかもしれません。でもその人は強いカードを持って王道を歩めるからそんなことが言えるのです。弱いカードしか持っておらず、邪道で勝負するしか残されてない人の気持ちはわからないはずです。

正直言って自分の生き方は嫌いです。王道を歩みたいに決まってます。でもそれじゃ勝負にならないから仕方ないじゃないですか。生きるためには好き嫌いにこだわっていてはだめなんです。どんなに無様でも泥臭くても生きていたやつの勝ちです。ダサく生き抜いてやりましょう。

 

では